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2025年11月25日
【川崎地域ケア病院】 病院救急救命士向けに開催されたセミナーに登壇
2025年11月15日(土)に開催された「第1回 JERTS in Tokyo」に、川崎地域ケア病院 地域連携室の蒲池室長が登壇しました。 本セミナーは、日本ストライカー株式会社が主催し、日本病院救急救命士ネットワークが協力、一般社団法人日本救命救急士会が後援するもので、全国の病院救急救命士が立場や地域を越えて交流し、 議論するための初の試みとして実施されたものです。現地開催とオンラインを併用したハイブリッド形式で行われ、全国から153名の方が参加する盛況なセミナーとなりました。
「病院救急救命士の現状と展望2025」をテーマに各領域で活躍する救急救命士らが登壇し、蒲池室長は「地域包括ケアシステムにおける救急救命士の役割と活動」と題して講演され、日頃の業務を通じて感じている課題や、 今後必要と考える取り組みについてお話されました。
また、パネルディスカッションでは「救急救命士を取り巻く最新動向と将来像」をテーマに、各施設の取り組みや課題が共有され、制度的課題や病院救命士の将来像について活発な意見交換が行われました。 各現場の知見や悩みが率直に語られ、会場全体が「病院救命士の未来をともに形づくる」という共通意識を持って議論され、登壇者・参加者にとって学びの多い機会となったことが伺えます。
今回のセミナーは病院救急救命士の専門性向上とネットワーク形成を目的とした取り組みの第一歩であり、今後の現場の課題整理や方向性を検討するうえで有益な機会になったと、蒲池室長からも感想を頂きました。 なお、今回の第1回開催が好評であったことから、次回は東京以外の地方都市での開催が予定されており、より広い地域でのネットワーク拡大が期待されています。

【蒲池地域連携室長の登壇の様子】

【パネルディスカッションの様子】