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2025年11月25日

【埼玉石心会病院】 子どもたちが「救急」を体験


2025年11月1日、智光山公園わくわく公園まつり内にて、埼玉石心会病院の救急救命士、医師、看護師が講師となり、子どもたちが「救急医療」を体験できる「さやま子どもメディカルチャレンジ」を実施しました。

「心肺蘇生法」、「骨折と出血の応急手当」、「119番通報」が体験可能なブースを用意し、当日は大勢の子どもたちで賑わいました。


参加した子どもたちからは、
・面白かった。分かっていたけど上手くできなかった。またやる。
・むすがしかったけどできた
・電話でもっとお話がしたかった
などの感想をいただきました。


また、4歳のお子さんがママと一緒に三角巾をビニール袋で作って、 「すごーい! 出来た!」と嬉しそうに親子で話す姿や、止血の強さが「こんなに強く押すの!?」ビニール袋で三角巾が出来た時は「知らなかったー」と驚きの声が多くあがりました。


本イベントを企画した当院・EMT課の熊谷救急救命士からは以下のコメントを頂きました。


地域貢献の一環として、地域の子どもたちに“楽しく応急手当を学んでもらう場”をつくりたい——
そんな思いから『さやま子どもメディカルチャレンジ』を企画しました。
今回が初開催でしたが、多くの方にご来場いただき、延べ97名の子どもたちが心肺蘇生法やファーストエイドなどを楽しみながら体験してくれました。
実際に体を動かして『人を助ける』体験を通じて、子どもたちは自然といのちの大切さや助け合う気持ちを感じ取ってくれたように思います。
このような取り組みを通じて、地域の中で救命・防災への意識が少しずつ広がっていくことを願っています。
地域の方々と直接ふれあいながら活動できたこと、そして、子どもたちの笑顔に支えられながら運営できたことは、私たちERチームにとって大きな励みであり、何よりの財産となりました。
今回の開催にあたりご協力くださったスタッフの皆さま、関係各所の皆さまに心より感謝申し上げます。
今後も、より多くの子どもたちに“楽しく学べる医療体験の場”を届けられるよう、第2回開催に向けて準備を進めてまいります。

また「智光山公園わくわく公園まつり」には、石井病院長が小谷野狭山市長。塚田西武バス社長とともにステージに登壇し、お客さんたちへと当院の取り組みなどをご紹介しました。


理念のひとつ「地域に根ざし、地域に貢献する医療」を実現する取り組みとして、今後も積極的に地域イベントへと参加するとともに、行政、企業と協力をしてまいります。