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2026年02月25日

【いきいき訪問看護ステーション鵜ノ木】 グリーフケア訪問をはじめました

狭山市・入間市に在住の方を対象に訪問看護を行っております『いきいき訪問看護ステーション鵜ノ木』では、2025年より『グリーフケア訪問』を始めました。
ご存じの方も多いかと思いますが『グリーフケア』とは、大切な人との死別や、大きな喪失を経験した人が抱える深い悲しみ(グリーフ)に寄り添い、その悲しみから立ち直り、心身ともに健康な状態へ回復できるよう支援することです。
訪問看護は職務の性質上、病院やクリニックよりもご利用者さんやそのご家族との距離が近く、特に終末期となると、訪問回数も頻回となり、寄り添う時間も増えていきます。一方で、ご利用者さんが逝去された後は訪問看護も終了となり、ご家族の様子を伺うことも、会ってお礼を伝える機会もない場合が多く、どこか割り切れない思いがありました。
そこで新たに『グリーフケア訪問』を開始いたしました。
お看取りをした後、1カ月程度を目安にお電話をし、お悔やみのご挨拶に伺う予定を立てています。様々な事情で、電話訪問だけで終了するご家族もいましたが、これまでに14軒(2025年12月末まで)のお家へ伺いました。
グリーフケア訪問の場では、ご家族から患者さんの思い出を語っていただくことに重きを置き、私たちは聴く看護。時に、ご利用者さんから伺っていたご家族への思いや、感謝の言葉などをお伝えすることもあります。この時間を通してご家族の悲嘆の段階や周囲の支援体制も確認し、適応まで少し時間がかかりそうなケースについては、2回目の訪問を提案したり、専門の機関を紹介したりと、決して一人で抱え込むことのないようフォローをしています。
ご利用者さんの亡き後も、縁あって看護に携わったご家族に寄り添うことが出来ることは、訪問看護師としてのやりがいであり、また、グリーフケア訪問が私たち自身の気持ちの整理にもつながっていることを実感しています。
『石心会』は、救急を主軸とした『命を救う』医療の提供が主軸です。それと同時に、訪問看護で、『最期に寄り添う』役割も担っておりますことを職員の皆さんに知って頂けましたら幸いです。
職員集合写真(1名お休みですが。。。)
ご家族用にグリーフケアのパンフレットも作成しました