2024年11月25日

【川崎クリニック/さいわい鹿島田クリニック/川崎幸病院】 神奈川県透析施設対象の大規模地震時医療活動訓練に参加


9月28日(土)に、川崎クリニック、さいわい鹿島田クリニック、川崎幸病院が、神奈川県透析危機対策協議会(KDC)主催の、大規模地震時医療活動訓練に参加しました。KDCの会長は、川崎クリニック院長の宍戸寛治院長が担われています。
今回の訓練は、都心南部を震源とした県内最大震度6強を想定し、本部訓練の被害想定に沿って訓練が行われました。 訓練の大きな流れとしては、①地震被害の状況をDIEMAS※等へ入力。②慢性維持透析患者の県内受入調整。③被害想定に合わせた県全域の透析医療機関の被害状況を情報収集して把握、各所と連絡調整です。 石心会の3事業所は、主に①と自施設で透析治療が出来ない状況を想定した患者移送の訓練を行いました。当日は石心会だけではなく、他の近隣医療機関の職員も参加し、施設からの患者移動や市バスでの移送など、本番さながらの緊張感がある訓練となりました。


《訓練内容》



9月27日(金)

DIEMASに施設の被害状況などを入力(透析不可を想定)



9月28日(土)

透析治療実施が不可能となった医療機関の現場に市バスが到着。
到着した医療機関の医療スタッフと患者役スタッフ等が乗車。
受入先となる医療機関へ搬送(今回は溝の口の医療機関へ搬送)


※DIEMAS:災害時における透析施設の稼働状況を関係各所と共有できる共通プラットフォーム




DIEMASに施設の被害情報をいれこむ職員




訓練前に宍戸院長の話を聞く訓練参加者のみなさん





移送用に手配されたバスに乗り込む医療スタッフと患者役たち




事務局と無線で連絡を取る医療スタッフ。この後、受け入れ先なる
溝の口の医療機関へバスで向かった。