「2025年問題」に対応する石心会グループ①
埼玉石心会病院 救命救急棟完成
川崎地域ケア病院開院
今回は、埼玉石心会病院の救命救急棟の新築と、川崎地域ケア病院の開院についてご紹介します。
4月1日『救命救急棟』を新築 埼玉石心会病院 院長 石井 耕士
埼玉石心会病院は「断らない医療」「患者主体の医療」「地域に根ざし、地域に貢献する医療」という理念のもと、2016~2024年度まで9年連続で救急車応需率99%以上を維持してきました。救急車の受け入れ台数も埼玉県でトップクラスです。2020年~2024年度の間、埼玉県での受け入れ台数は、1位が4回、2位が1回でした。しかしながら、まだこれからの地域の救急医療ニーズに応えられていないと感じており、それに応えるために救命救急棟を新築しました。
救命救急棟は、1階に重症救急患者に対応する初療室、CT、救命血管撮影室、救急病棟、2階に手術室や救急ICU(EICU)の機能を有する事で、これまで受け入れてきた患者さんに加えて、より重篤な患者さんにも対応する事が可能になります。
当院は、普通の急性期病院を目指しているのではなく、「日本一質の高い、高度急性期病院」を目指していますので、今年度中に救命救急センター申請をして、高度急性期病院としての第一歩を踏み出す計画をしています。
この目標を達成するためには、各部署が目標を掲げて教育と実践を積み上げていくしかありません。3つの理念を念頭に置き、職員の力で多くの患者さんに質の高い医療・サービスを提供していきたいと思います。

外観:手前の白い建物が救命救急棟。奥は本館

救命初療室と隣接する救命CT室。検査がスムーズな導線になっている

救急専用手術室(OR15)

救急専用ICU(EICU)
6月2日『川崎地域ケア病院』を開院 川崎地域ケア病院 院長 野崎 恭子
6月2日に院長を拝命いたしました野崎恭子です。当院は、1965年に開設された旧・田村外科病院を譲り受け、2025年6月2日より社会医療法人財団石心会「川崎地域ケア病院」として新たなスタートを切りました。私は川崎幸クリニックの地域医療部にて、理事長の杉山先生と共に在宅医療を行っておりましたので、在宅での急変患者を受け入れる施設は必要だと年々感じておりました。これから当院が担う役割は大変重要だと感じています。
これまでの診療を継続させながら、在宅医療・介護を受けられている方が、急性期医療を必要とされる場合の受け入れ体制を整えるだけではなく、急性期治療を終えて在宅や施設への移行に不安を抱える患者さんに対して、退院に向けた準備やリハビリを支援してまいります。職員一同、地域に根差した医療の実現にむけて、チーム医療を実践しながら「地域密着型病院」としての役割を果たせるよう努めてまいります。
【川崎地域ケア病院 病院理念】
- 依頼に対して断らない医療
- 褥瘡・寝たきりをつくらない医療
- 快適な生活ができる病院
- 地域と連携する医療

外観(左・外来棟、右・入院棟)

外来受付

病室

リハビリテーション室
プレゼント企画 (石心会グループ職員限定)
- A賞 みんなの健康塾&藤子F不二雄ミュージアムオリジナルクリアファイルセット(5名)
- B賞 川崎フロンターレ 鉛筆4本 2セット(5名)
- C賞 埼玉石心会病院×狭山市×西武バスオリジナルウェットティッシュ2個セット(5名)
- D賞 埼玉石心会病院×狭山市×西武バスオリジナル防災セット1袋(10名)
(セット内容 ジッパー袋/アルミシート/ホイッスル/圧縮タオル/不織布マスク/カラビナ/防災ブック)
※1つのジッパー袋に6つの道具が入っています
※写真は2袋写っていますが1袋でのお渡しになります

A賞 みんなの健康塾&藤子F不二雄ミュージアムオリジナルクリアファイルセット(5名)

B賞 川崎フロンターレ 鉛筆4本 2セット(5名)

C賞 埼玉石心会病院×狭山市×西武バスオリジナルウェットティッシュ2個セット(5名)

D賞 埼玉石心会病院×狭山市×西武バスオリジナル防災セット1袋(10名)
