海燕 103号
2026年06月
【特集①】
院長就任インタビュー(川崎幸病院 / 埼玉石心会病院)
【特集②】
新緑脳神経外科のご紹介
特集 ❶
【川崎幸病院 / 埼玉石心会病院】院長就任インタビュー
【川崎幸病院】地域から選ばれ、職員が誇りを持てる病院づくりを
【埼玉石心会病院】現場からアイデアが生まれ、誰もが安心して挑戦できる病院づくりを
川崎幸病院 院長 石井耕士
埼玉石心会病院 院長 神津成紀
【川崎幸病院】
2026年5月1日付で、埼玉石心会病院から川崎幸病院の院長に就任した石井耕士医師に、9年ぶりの川崎幸病院の現状と、2040年の地域医療構想を見据えた高度急性期医療へのビジョン、地域やグループ連携、そして職員の働く環境の改善への想いを語っていただきました。
【埼玉石心会病院】
2026年5月1日付で、埼玉石心会病院の院長に就任した神津成紀医師に、自身の原点である集中治療の魅力から、2040年の地域医療構想を見据えた組織づくりへの想いを語っていただきました。
2026年5月1日付で、埼玉石心会病院から川崎幸病院の院長に就任した石井耕士医師に、9年ぶりの川崎幸病院の現状と、2040年の地域医療構想を見据えた高度急性期医療へのビジョン、地域やグループ連携、そして職員の働く環境の改善への想いを語っていただきました。
【埼玉石心会病院】
2026年5月1日付で、埼玉石心会病院の院長に就任した神津成紀医師に、自身の原点である集中治療の魅力から、2040年の地域医療構想を見据えた組織づくりへの想いを語っていただきました。
【川崎幸病院】
9年ぶりの川崎は、職員の主体性が高く、「選ばれる病院」としての成長を感じた
9年ぶりに川崎幸病院へ戻り、まず強く感じたのは、職員一人ひとり、そして各診療科が主体的に病院を動かしているということです。 その成果は数字にも表れており、当院では新規予定入院が全体の約7割を占めています。予定入院は、患者さんが「この病院で治療を受けたい」と自ら選んでくださる結果です。つまり、当院を信頼し、ファンになってくださる患者さんが非常に多いということでもあります。これは当院の大きな強みであり、誇るべき成果だと実感しています。
また、街の雰囲気も大きく変わりました。駅前を中心に近代化が進み、活気に満ちた“選ばれる都市”へと進化していることを肌で感じます。
2040年地域医療構想を見据え、特定の「単科」から「総合病院」へ
国が進める「2040年地域医療構想」では、急性期病院の機能分化が加速しています。 当院は川崎大動脈センター、川崎心臓病センター、脳神経外科など、特定領域で強いブランド力を持っています。しかし、特化しすぎれば「単科病院」とみなされてしまいます。
私たちが目指すべきは、人口20~30万人に1つとされる「高度急性期拠点病院(総合病院)」です。
川崎南部(中原区・幸区・川崎区)の人口は約67.5万人。急性期拠点病院の枠は実質3つですが、この地域には主要病院が4つ存在し、当院は326床と最も小規模です。
この状況で“勝ち残り”、そして“選ばれる病院”であり続けるためには、専門領域の強みを維持しつつも、臓器横断的な医療体制を強化する必要があります。 その中核となるのが「救急」と「集中治療(ICU)」です。 将来的には救命救急センター(3次救急)の指定も視野に入れ、10年単位の取り組みとして明確なビジョンを持って進めていきます。
「流して終わり」にしない、真の地域・グループ連携
限られた病床でより多くの患者さんを救うためには、ベッドの効率的な運用と、前方・後方を含めたシームレスな医療連携が不可欠です。 6月1日付で「地域連携担当の副院長」を新設したのも、この連携を本気で強化するためです。
私たちが目指すのは、紹介状をやり取りして終わる関係ではありません。 地域の医療機関を深く理解し、当院で手術を終えた患者さんが後方病床やリハビリへ移った後も、当院の医師が診療に赴くような、顔が見える“真の連携”です。
これは石心会グループ内でも同じです。 検査データの共有を進め、患者さんが「どの施設に行っても同じ質の医療が受けられ、いざという時は川崎幸病院が守ってくれる」と感じられるセーフティーネットを築いていきます。
また、透析や手術室の看護体制といった現在の課題にも、グループ全体でローテーションや教育の一体化を進め、組織として改革に挑みます。
救急の質向上と、最も重要な「職員の労働環境」の改善
当院の救急車受け入れ台数がここ数年で年間約1,000台ずつ減少している背景には、現場の深刻な人員不足があると感じています。 効率化の名のもとに人員を削った結果、業務が縮小し、救急隊との勉強会や地域連携の場も失われてしまいました。
現場に余裕がなければ、その空気は患者さんや救急隊への態度にも表れてしまいます。 救急隊は「患者さんを運んでくれる大切なパートナー」です。感謝と敬意を持って接する姿勢を、私たちは決して失ってはなりません。
「あそこなら絶対に断らない。何とかしてくれる」 そう思っていただける精神的な安心感こそ、地域にとってのセーフティーネットです。
まずは、職員が不安なく働く事ができ、病院から大切にされ、育てられていると実感できる「精神的安全性」のある環境を整えます。
「職員が幸せでなければ、患者さんを幸せにできない」 これは私の揺るぎない信念です。
職員の皆さんが働くことに誇りを持てる病院へ、必ず変革していきます。 共に向き合い、前を向いて進んでいきましょう。
【埼玉石心会病院】
治療結果が早くわかる「集中治療」に惹かれて
現在、埼玉石心会病院の集中治療科に所属しています。私の医療の原点は、麻酔・集中治療にあります。学生時代の病棟実習では、内科的な治療は経過観察に時間がかかることが多く、「自分の介入が本当に患者さんの回復につながっているのか」を実感しにくい場面がありました。そのような中、痛みを訴えて来院された患者さんがブロック注射を受けて笑顔で帰っていく姿を目にし、治療の手応えをすぐに感じられる環境に魅力を覚え、ペインクリニックへの関心からまず麻酔科に入局しました。その後、医局のローテーションでICUを経験した際、自分が行った治療の効果が数日のうちに明確な形で現れることに強くやりがいを感じ、集中治療の道を選ぶに至りました。
2040年を見据え、ジェネラリストとスペシャリストが輝く医療体制と地域連携強化
国が推進する「2040年地域医療構想」では、手術や救急といった医療資源を集約する「急性期拠点機能」を担う病院を、概ね人口20万〜30万人に1か所を目安に整備していく方針が示されています。
当院は現在、救急車の受け入れ台数が埼玉県内で最多であり、2025年も約10,000台を受け入れ、応需率99%以上という「断らない医療」を実践しています。このブランドを今後もさらに強力に推進してまいります。
救急の質を高め、3次救急指定を見据えて選ばれる病院であり続けるためには、専門領域の深化と臓器横断的な医療の融合が不可欠だと考えています。そのために、3つのフェーズに応じた「ジェネラリスト」の育成と配置を構想しています。様々な病態の患者が押し寄せる初療の段階を「救急医」が、術後や重症患者などの超急性期を「集中治療医」が、病状が安定してきた病棟では特定の臓器にとらわれず全身を診る「総合内科医」が、それぞれジェネラリストとして役割を担う体制です。
これはまだ構想段階ですが、ジェネラリストが機能することで役割分担が明確になり、各診療科は自らが深めたい医療・手技に専念しながら、病院として地域に必要な医療をしっかりと提供することができます。すべての職員が力を発揮し、やりがいを感じられる環境こそが当院の強みとなり、次世代の医師やスタッフが集まる魅力につながると考えています。各診療科の強みを最大限に引き出し、患者さんへの医療の質を高めながら、職員にとってもやりがいのある職場を実現してまいります。
当院が地域で担う医療の役割と責任は非常に大きいものがあります。この使命を継続していくためにも、「重症患者はしっかり受け入れ、状態が落ち着いたら地域の先生方にお戻しする」という顔の見える連携を、近隣医療機関とさらに強化していく必要があります。
また、狭山市・入間市の人口は現在約29万人ですが、2040年には約20万人への減少が見込まれています。埼玉西部地区において高度急性期病院としての機能を維持・発展させ、限られた病床でより多くの患者さんに対応するには、所沢・川越エリアを中心とした広域からの患者さんを積極的に受け入れる医療連携が重要です。
病院を中心に、「さやま総合クリニック」「さやま腎クリニック」「さやま地域ケアクリニック」をはじめとするグループ施設が一体となり、患者さんにとってスムーズな受診導線を整える医療連携をさらに強化してまいります。
職員が安心して働くことができる労働環境づくり
やりたい医療を実現するうえで最も重要なのが、「職員の労働環境」です。「職員が幸せでなければ、患者さんを幸せにすることはできない」——これは私の信念です。スタッフが安心して働き、仕事に専念できる病院を本気でつくりたいと思っています。働く私たち自身に安心がなければ、患者さんを真の意味で安心させることはできないからです。現場に余裕がなければ、その空気は患者さんへの接し方にも必ず表れます。まずは、職員が不安なく働け、病院から大切にされ、成長を支えてもらえると実感できる環境を整えます。
現場の声を気軽に発信できるWeb掲示板の設置や、私自身が現場の皆さんと直接対話できる機会を積極的につくることで、幹部からの一方的なトップダウンではなく、職員の皆さん発信でやりたい医療を実現するボトムアップ型の病院を目指します。働くことに誇りを持てる職場へ、必ず変革してまいります。
ともに向き合い、新しい「チーム・埼玉石心会病院」をつくっていきましょう。
9年ぶりの川崎は、職員の主体性が高く、「選ばれる病院」としての成長を感じた
9年ぶりに川崎幸病院へ戻り、まず強く感じたのは、職員一人ひとり、そして各診療科が主体的に病院を動かしているということです。 その成果は数字にも表れており、当院では新規予定入院が全体の約7割を占めています。予定入院は、患者さんが「この病院で治療を受けたい」と自ら選んでくださる結果です。つまり、当院を信頼し、ファンになってくださる患者さんが非常に多いということでもあります。これは当院の大きな強みであり、誇るべき成果だと実感しています。
また、街の雰囲気も大きく変わりました。駅前を中心に近代化が進み、活気に満ちた“選ばれる都市”へと進化していることを肌で感じます。
2040年地域医療構想を見据え、特定の「単科」から「総合病院」へ
国が進める「2040年地域医療構想」では、急性期病院の機能分化が加速しています。 当院は川崎大動脈センター、川崎心臓病センター、脳神経外科など、特定領域で強いブランド力を持っています。しかし、特化しすぎれば「単科病院」とみなされてしまいます。
私たちが目指すべきは、人口20~30万人に1つとされる「高度急性期拠点病院(総合病院)」です。
川崎南部(中原区・幸区・川崎区)の人口は約67.5万人。急性期拠点病院の枠は実質3つですが、この地域には主要病院が4つ存在し、当院は326床と最も小規模です。
この状況で“勝ち残り”、そして“選ばれる病院”であり続けるためには、専門領域の強みを維持しつつも、臓器横断的な医療体制を強化する必要があります。 その中核となるのが「救急」と「集中治療(ICU)」です。 将来的には救命救急センター(3次救急)の指定も視野に入れ、10年単位の取り組みとして明確なビジョンを持って進めていきます。
「流して終わり」にしない、真の地域・グループ連携
限られた病床でより多くの患者さんを救うためには、ベッドの効率的な運用と、前方・後方を含めたシームレスな医療連携が不可欠です。 6月1日付で「地域連携担当の副院長」を新設したのも、この連携を本気で強化するためです。
私たちが目指すのは、紹介状をやり取りして終わる関係ではありません。 地域の医療機関を深く理解し、当院で手術を終えた患者さんが後方病床やリハビリへ移った後も、当院の医師が診療に赴くような、顔が見える“真の連携”です。
これは石心会グループ内でも同じです。 検査データの共有を進め、患者さんが「どの施設に行っても同じ質の医療が受けられ、いざという時は川崎幸病院が守ってくれる」と感じられるセーフティーネットを築いていきます。
また、透析や手術室の看護体制といった現在の課題にも、グループ全体でローテーションや教育の一体化を進め、組織として改革に挑みます。
救急の質向上と、最も重要な「職員の労働環境」の改善
当院の救急車受け入れ台数がここ数年で年間約1,000台ずつ減少している背景には、現場の深刻な人員不足があると感じています。 効率化の名のもとに人員を削った結果、業務が縮小し、救急隊との勉強会や地域連携の場も失われてしまいました。
現場に余裕がなければ、その空気は患者さんや救急隊への態度にも表れてしまいます。 救急隊は「患者さんを運んでくれる大切なパートナー」です。感謝と敬意を持って接する姿勢を、私たちは決して失ってはなりません。
「あそこなら絶対に断らない。何とかしてくれる」 そう思っていただける精神的な安心感こそ、地域にとってのセーフティーネットです。
まずは、職員が不安なく働く事ができ、病院から大切にされ、育てられていると実感できる「精神的安全性」のある環境を整えます。
「職員が幸せでなければ、患者さんを幸せにできない」 これは私の揺るぎない信念です。
職員の皆さんが働くことに誇りを持てる病院へ、必ず変革していきます。 共に向き合い、前を向いて進んでいきましょう。
【埼玉石心会病院】
治療結果が早くわかる「集中治療」に惹かれて
現在、埼玉石心会病院の集中治療科に所属しています。私の医療の原点は、麻酔・集中治療にあります。学生時代の病棟実習では、内科的な治療は経過観察に時間がかかることが多く、「自分の介入が本当に患者さんの回復につながっているのか」を実感しにくい場面がありました。そのような中、痛みを訴えて来院された患者さんがブロック注射を受けて笑顔で帰っていく姿を目にし、治療の手応えをすぐに感じられる環境に魅力を覚え、ペインクリニックへの関心からまず麻酔科に入局しました。その後、医局のローテーションでICUを経験した際、自分が行った治療の効果が数日のうちに明確な形で現れることに強くやりがいを感じ、集中治療の道を選ぶに至りました。
2040年を見据え、ジェネラリストとスペシャリストが輝く医療体制と地域連携強化
国が推進する「2040年地域医療構想」では、手術や救急といった医療資源を集約する「急性期拠点機能」を担う病院を、概ね人口20万〜30万人に1か所を目安に整備していく方針が示されています。
当院は現在、救急車の受け入れ台数が埼玉県内で最多であり、2025年も約10,000台を受け入れ、応需率99%以上という「断らない医療」を実践しています。このブランドを今後もさらに強力に推進してまいります。
救急の質を高め、3次救急指定を見据えて選ばれる病院であり続けるためには、専門領域の深化と臓器横断的な医療の融合が不可欠だと考えています。そのために、3つのフェーズに応じた「ジェネラリスト」の育成と配置を構想しています。様々な病態の患者が押し寄せる初療の段階を「救急医」が、術後や重症患者などの超急性期を「集中治療医」が、病状が安定してきた病棟では特定の臓器にとらわれず全身を診る「総合内科医」が、それぞれジェネラリストとして役割を担う体制です。
これはまだ構想段階ですが、ジェネラリストが機能することで役割分担が明確になり、各診療科は自らが深めたい医療・手技に専念しながら、病院として地域に必要な医療をしっかりと提供することができます。すべての職員が力を発揮し、やりがいを感じられる環境こそが当院の強みとなり、次世代の医師やスタッフが集まる魅力につながると考えています。各診療科の強みを最大限に引き出し、患者さんへの医療の質を高めながら、職員にとってもやりがいのある職場を実現してまいります。
当院が地域で担う医療の役割と責任は非常に大きいものがあります。この使命を継続していくためにも、「重症患者はしっかり受け入れ、状態が落ち着いたら地域の先生方にお戻しする」という顔の見える連携を、近隣医療機関とさらに強化していく必要があります。
また、狭山市・入間市の人口は現在約29万人ですが、2040年には約20万人への減少が見込まれています。埼玉西部地区において高度急性期病院としての機能を維持・発展させ、限られた病床でより多くの患者さんに対応するには、所沢・川越エリアを中心とした広域からの患者さんを積極的に受け入れる医療連携が重要です。
病院を中心に、「さやま総合クリニック」「さやま腎クリニック」「さやま地域ケアクリニック」をはじめとするグループ施設が一体となり、患者さんにとってスムーズな受診導線を整える医療連携をさらに強化してまいります。
職員が安心して働くことができる労働環境づくり
やりたい医療を実現するうえで最も重要なのが、「職員の労働環境」です。「職員が幸せでなければ、患者さんを幸せにすることはできない」——これは私の信念です。スタッフが安心して働き、仕事に専念できる病院を本気でつくりたいと思っています。働く私たち自身に安心がなければ、患者さんを真の意味で安心させることはできないからです。現場に余裕がなければ、その空気は患者さんへの接し方にも必ず表れます。まずは、職員が不安なく働け、病院から大切にされ、成長を支えてもらえると実感できる環境を整えます。
現場の声を気軽に発信できるWeb掲示板の設置や、私自身が現場の皆さんと直接対話できる機会を積極的につくることで、幹部からの一方的なトップダウンではなく、職員の皆さん発信でやりたい医療を実現するボトムアップ型の病院を目指します。働くことに誇りを持てる職場へ、必ず変革してまいります。
ともに向き合い、新しい「チーム・埼玉石心会病院」をつくっていきましょう。
特集 ❷
新緑脳神経外科
新緑脳神経外科のご紹介 ~日本を代表するサイバーナイフ治療施設の取り組み~
新緑脳神経外科は、2003年の開設以来、横浜市旭区の地域医療を支えてきました。高齢化が進む地域において、一般外来だけではなく、専門性の高い医療を提供している点が特徴です。特に、放射線治療「サイバーナイフ」は、2005年の導入以降、着実に症例を積み重ね、グループ外からの紹介も多く日本を代表する専門施設となっています。今回は、サイバーナイフ治療についてご紹介します。
サイバーナイフの特徴
サイバーナイフは、ロボット制御により腫瘍へピンポイントで放射線を照射する治療で、最大の特長は、身体への負担を抑えながら高い精度で治療できることにあります。入院を必要とせず、通院で完結するケースが多いため、高齢の患者さんや合併症を有する患者さんにも適応しやすい点が、日常診療において大きな意味を持ちます。

手術困難例や転移病変に対する新たな選択肢
サイバーナイフの治療が特に力を発揮するのは、「手術が難しい」と判断される場面です。全身状態や年齢、リスクの観点から外科的介入が困難な症例に対しても、治療の選択肢を提示できる可能性があります。また、転移性脳腫瘍や骨転移、リンパ節転移といった病変に対して、薬物療法と併用しながら局所制御を担う役割も重要です。既に放射線治療歴のある症例に対しても、正常組織への影響を抑えながら再照射が可能である点は、大きな強みといえます。
高精度技術により広がる適応領域
高精度の技術で、ミリ単位の精度での照射に加え、呼吸に伴って動く腫瘍を追尾する機能を備えており、肺や肝臓といった体幹部の腫瘍にも対応可能です。治療は1回30~60分程度、1~5回の通院で完結するため、患者さんの日常生活への影響も最小限に抑えられます。実際の適応としては、転移性脳腫瘍や髄膜腫、聴神経腫瘍などの脳神経領域に加え、原発性肺がんや転移性肺腫瘍、肝腫瘍、脊椎・骨転移など、幅広い疾患に対応しています。特に、乳がんや肺がんに伴う転移病変は、日常診療の中でも検討機会の多い領域です。
患者さんのご紹介にあたり
患者さんをご紹介される場合には、診療情報提供書と画像データ(CT・MRI等)があれば対応可能で、放射線治療歴の情報がある場合は、あわせてご提供いただくことで、よりスムーズな適応判断につながるとのことです。また、通院が困難な患者さんについては送迎の相談可能です。
■太田院長のコメント
新緑脳神経外科 院長 太田誠志

定位放射線治療専用機であるサイバーナイフは、高い線量集中性を利用し、転移性脳腫瘍に対する初回治療はもちろん、術後病巣、再発病巣、除痛などにも有効です。迅速に対応いたしますので、ご紹介お待ちしています。
■佐藤事務長のコメント
新緑脳神経外科 事務長 佐藤貴紀

当院は横浜市旭区に位置し、高齢者の多い地域特性や周辺の大型団地を背景に、脳神経外科を中心として、整形外科・呼吸器内科・循環器内科を備え、2026年4月には糖尿病内科を開設し、多診療科体制を整えております。また、サイバーナイフによる定位放射線治療などの「専門医療」と地域に根差した「身近な診療」の両立に取り組んでおります。
■症例
肺癌・転移性脳腫瘍
https://www.syck.jp/cyberknife/cases/case7

原発性肺癌
https://www.syck.jp/cyberknife/cases/case1

乳癌・頸部リンパ節転移
https://www.syck.jp/cyberknife/cases/case7

■参考動画
・放射線がん治療 サイバーナイフ(みんなの健康塾)
https://www.youtube.com/watch?v=V5rihOsgkgs
・サイバーナイフ頭部治療
https://youtu.be/1CxVRBOOz6A?si=wGUFKLAzYc8cJcI1
・サイバーナイフ放射線治療体験者の声
https://youtu.be/rovinvMjUIY?si=FljeHjVVuIoI48f_
サイバーナイフは、ロボット制御により腫瘍へピンポイントで放射線を照射する治療で、最大の特長は、身体への負担を抑えながら高い精度で治療できることにあります。入院を必要とせず、通院で完結するケースが多いため、高齢の患者さんや合併症を有する患者さんにも適応しやすい点が、日常診療において大きな意味を持ちます。

手術困難例や転移病変に対する新たな選択肢
サイバーナイフの治療が特に力を発揮するのは、「手術が難しい」と判断される場面です。全身状態や年齢、リスクの観点から外科的介入が困難な症例に対しても、治療の選択肢を提示できる可能性があります。また、転移性脳腫瘍や骨転移、リンパ節転移といった病変に対して、薬物療法と併用しながら局所制御を担う役割も重要です。既に放射線治療歴のある症例に対しても、正常組織への影響を抑えながら再照射が可能である点は、大きな強みといえます。
高精度技術により広がる適応領域
高精度の技術で、ミリ単位の精度での照射に加え、呼吸に伴って動く腫瘍を追尾する機能を備えており、肺や肝臓といった体幹部の腫瘍にも対応可能です。治療は1回30~60分程度、1~5回の通院で完結するため、患者さんの日常生活への影響も最小限に抑えられます。実際の適応としては、転移性脳腫瘍や髄膜腫、聴神経腫瘍などの脳神経領域に加え、原発性肺がんや転移性肺腫瘍、肝腫瘍、脊椎・骨転移など、幅広い疾患に対応しています。特に、乳がんや肺がんに伴う転移病変は、日常診療の中でも検討機会の多い領域です。
患者さんのご紹介にあたり
患者さんをご紹介される場合には、診療情報提供書と画像データ(CT・MRI等)があれば対応可能で、放射線治療歴の情報がある場合は、あわせてご提供いただくことで、よりスムーズな適応判断につながるとのことです。また、通院が困難な患者さんについては送迎の相談可能です。
■太田院長のコメント
新緑脳神経外科 院長 太田誠志

定位放射線治療専用機であるサイバーナイフは、高い線量集中性を利用し、転移性脳腫瘍に対する初回治療はもちろん、術後病巣、再発病巣、除痛などにも有効です。迅速に対応いたしますので、ご紹介お待ちしています。
■佐藤事務長のコメント
新緑脳神経外科 事務長 佐藤貴紀

当院は横浜市旭区に位置し、高齢者の多い地域特性や周辺の大型団地を背景に、脳神経外科を中心として、整形外科・呼吸器内科・循環器内科を備え、2026年4月には糖尿病内科を開設し、多診療科体制を整えております。また、サイバーナイフによる定位放射線治療などの「専門医療」と地域に根差した「身近な診療」の両立に取り組んでおります。
■症例
肺癌・転移性脳腫瘍
https://www.syck.jp/cyberknife/cases/case7

原発性肺癌
https://www.syck.jp/cyberknife/cases/case1

乳癌・頸部リンパ節転移
https://www.syck.jp/cyberknife/cases/case7

■参考動画
・放射線がん治療 サイバーナイフ(みんなの健康塾)
https://www.youtube.com/watch?v=V5rihOsgkgs
・サイバーナイフ頭部治療
https://youtu.be/1CxVRBOOz6A?si=wGUFKLAzYc8cJcI1
・サイバーナイフ放射線治療体験者の声
https://youtu.be/rovinvMjUIY?si=FljeHjVVuIoI48f_