海燕 102号 2026年04月

【特集①】
2026年度 石心会グループ新入職者の皆さんへ
【特集②】
ハラスメントについて

特集 ❶ 2026年度 石心会グループ新入職者の皆さんへ

2026年度 石心会グループ新入職者の皆さんへ 社会医療法人財団石心会  理事長 杉山孝博

石心会グループにご入職の皆さん、誠におめでとうございます。新たな仲間としてお迎えできることを、心より嬉しく思います。
<「患者主体」と「断らない医療」――石心会の原点>
医療・福祉の仕事は、悩みや不安を抱える方々に寄り添い、最も身近で専門的なサービスを提供する仕事です。その本質は、常にサービスを受ける側の立場を最優先に考えることにあります。
石心会グループは、「断らない医療」「患者主体の医療」「地域に根ざし、地域に貢献する医療」を理念に掲げ、医療・福祉を展開してきました。1973年、「高度医療を身近に」という地域の声からスタートし、現在では複数の医療機関や在宅事業所、介護施設を有するまでに成長しています。これは、地域のニーズに応え続けてきた結果にほかなりません。
 
<「思いやり」と「前進力」が、医療の質をつくる>
皆さんにまず大切にしていただきたいのは、「思いやり」「前向きな姿勢」、そして「原点を忘れないこと」です。思いやりとは、相手の立場や気持ちに寄り添い、自分の言動がどのように受け止められるかを考えることです。医療に携わる者として、その姿勢はすべての基本となります。
医療の現場では、患者さんやご家族など、さまざまな不安や背景を抱える方々と向き合います。その思いを受け止めることが、信頼関係の第一歩です。制度や慣習だけでは対応できない場面に直面することもあるでしょう。そのようなときこそ、「できない」と諦めるのではなく、「どうすればできるか」を考え、前向きに行動してください。また、これからの業務の中で壁にぶつかることもあると思います。しかし、その経験こそが皆さんの成長の原点となります。困難に直面したときこそ一歩踏み出し続ける姿勢を大切にしてください。
 
<次の時代をつくる>
医療を取り巻く環境は厳しさを増しています。その中で安定した運営を続けてこられたのは、これまでの先輩方の努力の積み重ねによるものです。そしてこれからは、皆さん一人ひとりの力が、その未来を支えていくことになります。
初心を忘れず、仲間や先輩と協力しながら、地域医療・地域福祉に貢献していってください。皆さんの今後のご活躍を心より期待しています。
特集 ❷ ハラスメントについて

NO!ハラスメント ~“ハラスメントのない石心会グループ”を目指して~

4月に入り石心会グループも新しい職員を迎え、新入職員や新任管理職をはじめ、院長・施設長・経営層・管理職・一般職員まで、新たな気持ちで新年度を迎えられたことと思います。
石心会の就業規則には、石心会の<基本理念>に続いて、<医療人としての心構え>が記載されています。患者を中心として異なる職種の医療従事者が協力し合い、それぞれの専門能力を発揮しながら“対等の立場”で意見を交わせる良好なチームワークによる医療を実現すると、患者に質の高い医療を提供することが可能となります。
<基本理念>の理解に加え、改めて<医療人としての心構え>を熟読し、院長・施設長及び経営層から“ハラスメントを発生させない、許さない”意識の徹底を図り、管理職・一般職員まで浸透していくことが重要です。メンバー全員でこれらを一歩一歩積み重ね、知識・技能の相互研鑽や医療事故防止、そして、NO!ハラスメント “ハラスメントのない石心会グループ” を目指していきましょう!



(注)イラストは、厚生労働省「あかるい職場応援団」“職場のハラスメント対策リーフレット”及び“ポスター”から抜粋したものです。(https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/
 
 
 
※石心会グループでは現在、従来のパワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、妊娠・出産、育児・介護休業等に関するハラスメントの防止に加え、2026年10月の法改正(*)に向けて、就職活動中のハラスメント、ペイシェントハラスメント(=カスタマーハラスメント)防止等に対する準備を行っています。詳細は決定次第、改めてご案内します。
(*)厚生労働省カスハラ&就活セクハラ対策リーフレット(https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/001662580.pdf

 

<基本理念>
1.断らない医療


2.患者主体の医療


3.地域に根ざし、地域に貢献する医療


<医療人としての心構え>
地域医療は、法人職員と地域住民との相互の敬愛と信頼の上に成り立つが、これは法人職員の日々の努力と研鑚によって実現され、維持されるものである。したがって、法人職員にはとり
わけ高い士気と能力が求められる。そのため、全職員は次の「医療人としての心構え」を堅持
することに努めなければならない。
 
1.チームワークによる医療
医療は、各職種がそれぞれの分野で確実に職務を遂行すると同時に、全体として整合性をもつものでなければならない。そのためには、すべての職員がチームとしての和と規律を重んじ、相互に思いやりと謙虚さをもって行動しなければならない。
 
2.法人職員の病者に対する言動は治療の一環
すべての法人職員の病者に対する言動は、広く治療の一環として考えるべきである。職員は、病者の心に対する洞察と思いやりを忘れず、包容力をもって常に安心感をあたえ、励ますように努めなくてはならない。
 
3.医学知識、技術の向上と人間的成長につとめる
医学の領域は深く広い。技術は日進月歩である。すべての職員は、病者から信頼をかち得てそれに応える医学知識と技術を身につけることは勿論、病者と全人的にかかわる医療をめざして、常に人間的成長をはかる努力を忘れてはならない。
 
4.常に安全性への配慮を
医療技術の施行はときに危険をともなうものである。治療のために誤って病者を損うことのないよう、また、院内での病者の生活に危害をもたらすことのないようにすべての職員は安全に対して常に配慮しなければならない。


【ハラスメント研修動画】
石心会顧問社会保険労務士によるハラスメント研修動画も公開しています。新入職員、新任管理職だけでなく、ぜひ役職員全員が視聴してください。
・ハラスメント研修【基礎編】(約28分)
https://www.youtube.com/watch?v=20Q5oKPxsOQ
 
・ハラスメント研修【応用編】(約19分)
https://www.youtube.com/watch?v=oKjkGYVenOU&t=8s

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